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考え事

ただ、ぼーっと、考え事をすることが多い。

将来や過去のモテている自分だったり、金持ちになったり有名になったりして、高校の同級生からちやほやされている場面だったり、過去に好きだった女の子にアタックされているところだったり、それをかわすところだったり、そういう場面を頭の中でひたすら想像している。

過去に絞められた先輩をボコボコにするところとか、あの時こう言っていれば論破できたんじゃないか、とかそういう想像も多い。

記憶にある限りだと、高校生の時には、よくやっていた。

受験勉強に集中するために、スマホの電源を切って勉強しているのに、結局こういう考え事をして時間を潰すということが多々あった。

こうやって、ただぼーっと考え事をしている時の時間の経過の速さったらない。

平気で1時間、2時間と経過していて、いつも驚かされる。

本の内容を要約して友達に喋っているところを想像し、頭が整理されることもあるし、妄想の中で自分でも気がついていなかった自分の欲望を発見することもあったりと、妄想に全く意味が無いという訳では無い。

しかし、全く同じ妄想を何回もしていることも多く、全体的には失うものの方が大きいと感じる。

だが、やめることはできない。

果たして、妄想をすることは、絶対悪なのだろうか。

もしかすると意味の無い考え事をすることで、脳をリラックスさせているのかもしれない。

あれには、なんとも言えない心地よさがある。

妄想は食事や睡眠などと同じく、生きていく上で不可欠なものなんじゃ無いかとも思う。

だって無意識のうちに体が勝手にやっているのだから。

あるいは、貧乏ゆすりなどと同じように、なおすべき悪癖なのかもしれない。

読みかけの状態で放置している、「サピエンス全史」の中にヒントがありそうな気がしてきた。