収入があってこそ

カナダにきてから、人生について考えることが増えた。

色々と考える中で、理想の働き方に対する考え方が変わってきた。

これまでは打ち込める仕事を見つけて、それでお金を稼ぐことが一番幸せな生き方だとばかり思っていたけれど、最近は、お金があるからこそ本当にやりたいことができるんじゃないか、と考えるようになった。

サイバーエージェントがゲーム事業での収入をabemaTVに回しているように、ソフトバンクが通信事業での収入を半導体事業など様々な投資に回しているように、本当にやりたいことというのは安定した収入の上に成り立つんじゃないだろうか。

ここでのゲーム事業や通信事業を個人の生活に置き換えて考えると、それらは不動産の家賃収入や、株式の配当などの不労所得に当たる。

まとまった額の安定した不労所得を得ることで、自分の打ち込む活動の選択範囲が「やりがいがあり安定した収入を見込めること」から単に「やりがいがあること」へとシフトする。

これにより、大きな利益を出すことにそれほどこだわる必要がなくなるし、もっと言えば打ち込むものは仕事じゃなくても、子育てでもスノボでもなんでもよくなる。

もちろん、好きなことをやったら本当にそれがそのままお金に繋がったという人もいるとは思うが、一見そのように見えても、実は色々我慢をしているという人が大半ではないだろうか。

例えばもう野球が好きではないプロ野球選手はたくさんいそうだし、売れるために自分のこだわりを捨てた(セルアウトした)ミュージシャンもたくさんいることだろう。

不労所得があれば、野球をやめて趣味の渓流釣りを極めるかもしれないし、自分の本当にやりたい音楽を追求できるかもしれない。

そしてゆくゆくはそれらでお金を稼げるかもしれない。

不労所得がない状態では

①生活費を稼げる

②その中でやりたいこと

という順番で考えざるを得ないが、安定した不労所得があれば

①やりたいこと、楽しいこと

②いつかそれで稼げれば最高

という順番で考えることができる。

不労所得ではなく、宝くじや親の遺産などで貯金がたくさんある場合も同じことが言えるのかもしれないが、毎月お金が入ってくるのと出ていくのでは、なんとなく精神的に違う気もする。

私の場合宝くじも買わないし、遺産もあてにできないから、不動産とかが有力な選択肢なのかな。