考えると調べるの使い分け2

自分の頭で考えることは大切だと思う。

最終的に同じ情報、同じ考えにたどり着いたとしても、ネットで調べた情報や、本で読んだり人から聞いた情報とは、理解の深さや記憶の定着度に違いが出てくる。

一方で、終電の時刻など、明らかに考えるよりも調べた方が方が良い場面もある。

考えた方が良い時と調べた方が良い時の違いはなんだろうか。

 

考えるべきか調べるべきか、それは

①事実か意見か

②現在の知識量

③その時の状況

によって決まると思う。

先ほどの終電の時刻の例なら、決まった一つの答えが存在する「事実」であるし、就活の対策の時に何から手をつければ良いかに関しては、絶対的な正解が存在しない「意見」である。

また、知りたい情報の周辺知識が豊富にあれば、精度の高い予想を立てることができるが、情報が少なければ考えることも難しい。

 

基本的には、「事実」は調べた方が良いことが多い。

少し考えれば答えが出る、調べるまでもないようなこともあるし、逆に考えても推定しかできないことを、思考力を鍛えるために考える(フェルミ推定)こともあるが、ほとんどの場合調べた方が懸命だ。

「意見」には、方法論、予測、分析など、様々な種類がある。

これに関しては、絶対的な正解は存在しないため、最終的に調べることと考えることの両方が必要になる。

だけど、どちらを先にやった方が良いかは、現在の知識量によって変わる。

より正確に言うと、自分で考えて、どれだけ価値のある意見を考えることができそうか、によって変わる。

例えば、自分が幸せな人生を送る方法について考える場合、自分の過去の経験を照らし合わせて考えることができるのは自分だけなので、自分が考え出す意見には大きな価値がある。

この場合は、まずは自分の頭で考え、その後で他の人の意見を参考にするべきだ。

一方、効果的な筋トレの方法が知りたい場合、自分の頭で出す方法論の価値は、先人達が確立した方法論の足元にも及ばないだろう。

この場合は、まずは確立された方法論を学び、それを自分にあった形に落とし込むべきだ。

世界経済の予測をする時、経済学や現状の世界経済のある程度の知識があれば、自分で予測をした後に専門家の意見を聞くことがもっとも理解を深めるだろうし、全然知識がなければ、先に専門家の意見を聞いたり、経済学の参考書で勉強したり、新聞を読むことから始めた方が良いだろう。

また、知識量に関わらず、急いでいてとりあえずの答えだけが知りたいという状況では、全然調べちゃって良いと思う。