人々の政治への関心を高めるには

政治に関心がない人が多いことが原因で起こっている問題、不合理な制度というのは少なくない。

最近で言えば豊洲の移転延期がそうだし、原発を止めて火力発電を増やしまくったこともそうだし、TPPの参加が決まらなかったのもそうだと思う。

「機会の平等」を謳うのなら、相続税だって100パーセントになるのが自然だと思うけど、政府は財源の不足分を、消費税などその他の税で賄おうとする。(個人的に消費税増税には賛成だが)

こうした問題が起こる理由の一つは、投票率が低く、特定の団体の組織票が大きな力を持った結果として、国民全体の利益が時として最優先されないことだ。

そしてもう一つは、仮に投票をしたとしても、深く考えていなければ、なんとなく良いやつそうな候補者に投票してしまう傾向があるということだ。

原発停止なんかはこの最たる例だろう。

多くの人がなくなった震災の後で(原発事故が原因の死者はほとんどいない)、「原発を動かせ!」という人は悪者に見えるし、「原発反対!」と唱える人は、心優しい人に見える。

これら二つの問題は、いずれも人々の政治への関心が高まれば、自ずと解決される。

 

ではなぜ関心が低いのだろう。

●政治家の見た目、立ち振る舞いがダサい

●コメンテーターが当たり障りのないことばかり言うから、わかりにくい

●政治の話題になるとみんな難しい言葉を使おうとする

●結局、自分たちの暮らしにどう影響するかがわからない

ざっと考えられる原因はこんなところだろうか。

政治家の見た目、立ち振る舞いや、言葉遣いに関しては、ちょっと解決法が見つからない。

政治家の汚いおっさん率は異常。

政治がわかりにくいから関心を持てないと言う問題に関しては、池上彰のような政治をわかりやすく解説することができる人がもっとテレビに出てくれば、解決に向かうと思う。

政治関連の本を手に取る時点で政治に関心がある人なので、本でいくら発信したところで、関心がない人に届けることはできない。

その点テレビは、家族が見ていたり、見ていた番組が終わった後につけっぱなしにしていたり、積極的に見ようとしなくても見てしまうことが多い。

今はまだ若者でさえ、テレビをみる人が過半数だ。

テレビが完全に終わったコンテンツになる前に実現したいところだ。

また、自分たちの暮らしにどう影響するかわからないという問題に関しては、地方分権が進むことで改善されるだろう。

地方分権を進めるためにも政治的力が必要なのだが。

とりあえず、自分が現時点でできることは、政治をよく理解すること、会話でも文章でも、わかりやすい言葉を使うことを心がけること、選挙前や政治に大きな動きがあったとき、友達と政治についてユーモアを交えて話すこと、投票に行くことくらいだろうか。