外見の好みはどうやって形成されたのか

体の小さな男の方がモテた時代や地域というのはあまり聞いたことがない。

きっと体の大きな男の方が力が強く、狩りとか部族同士の戦いの時に活躍したことが原因で、遺伝子レベルで大きな男に惹かれるようにプログラミングされているのだろう。

(人類は数百万年前に現れ、農耕が始まったのがおよそ1万年前。進化というのは長い時間をかけて行われるものだから、私たちの本能は未だに狩猟採集時代において都合のいいようにプログラムされているという。)

また昔の日本では、少しぽっちゃりしている女の人が美人だと見なされていたらしい。

現代とは逆の価値観だ。

ということでどうやら、どういう外見が好まれるかについては、遺伝子的な要因(先天的なもの)と文化的な要因(後天的なもの)の両方が絡んでいるらしい。

以下の橘玲さんの記事では、ビッグデータが明らかにした、世界でどの人種がモテるのかということについて書かれている。

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男性がどの人種の女性を好むかを見ると、アジア系、ラテン系、白人の男性の多くは自分と同じ人種の女性とつき合いたいと思っています。特徴的なのは黒人男性で、アジア系やラテン系の女性よりも黒人女性を低く評価しているのです。

一方、女性がどの人種の男性を好むかを調べると、黒人の女性は黒人の男性とつき合いたいと思っています。

日本人をはじめアジア系男性にとっても他人事ではありません。これも予想がつくでしょうが、アジア系の女性は、自分と同じ人種よりも白人男性とつき合いたいと思っているからです。

このように、データからアジア人男性や黒人女性はモテないことが明らかになっている。

そしてアジア系の女性や白人男性はモテる。

これは遺伝子的な要因なのだろうか、それとも文化的な要因なのだろうか。

外見に関して、男性なら身長が高い、筋肉質、小顔、足が長い、鼻が高い、二重、肌が綺麗、あたりが良いとされる代表的な特徴で、白人男性は比較的これらの条件に恵まれている。

ではこれらは原始時代において、何か役に立ったのだろうか。

身長、筋力は強さの証だし、美肌は健康状態が良いことの証明になり得る。

だけど二重や小顔が何か生存の役に立つとは思えない。

白人男性がモテる文化的な背景としては、ここ数百年白人の国が世界をリードしてきたから白人が魅力的に見えるという考え方ができる。

そして白人が小顔や足長という特徴を持っていたから、それらが良いものと見なされるようになったと考えることもできる。

 

歴史上の人物の肖像画は、その時代の価値観で実際よりも美化されて書かれていることが多いだろうから、肖像画を漁っていけば、どんな特徴が遺伝子的な要因で好まれ、どんな特徴が文化的な要因で好まれるのかがわかるだろう。

今日は時間がないのでやりません。