なぜ人は童貞をバカにするのか 〜セックスはファンタジー〜

どうしてみんな童貞を馬鹿にするのか、それが今、とても気になっています。

私も半年前に童貞を卒業するまで、そのことで散々いじられてきました。

相模ゴムの調査によれば、20代男性の4割以上が童貞だそうです。

こうした調査は他にもいくつかあって、どれも大体同じような結果を示しているので、信頼できるデータだと考えて差し支えないでしょう。

20代男性の4割が童貞だということは、男子大学生の半数以上が童貞であることはまず間違いないですよね。

マジョリティじゃないですか。

マジョリティがバカにされるってちょっと異常だと思いませんか。

しかも、単純にモテないこととか、彼女がいないことが馬鹿にされることってそんなに多くないのに、なぜか童貞だけはみんな嬉々として馬鹿にします。

私の好きなCreepyNutsというヒップホップユニットは、イケてない学生時代を送ったことを自身のアイデンティティにしているのですが、そんなユニットのメンバーでさえ童貞を激しくバカにしています。

メンバーの一人、dj松永は26歳の童貞なのですが、R指定というもう一人のメンバーにいつもそのネタでいじられています。

どうして童貞はこんなに馬鹿にされるのでしょうか。

自分なりに色々考えてみて思ったのですが、童貞を馬鹿にする非童貞って、サンタクロースの正体を知らない友達を見下す小学生とそっくりじゃないですか。

童貞にとってのセックスって、ファンタジーなんですよね。

未知の世界。

空想上の世界。

自分の物差しでは測ることのできない、何かとんでもなく素晴らしいもの。

人はセックスを体験して初めて、それが自分が生きている世界で行われている行為の1つに過ぎない、ということに気がつくのです。

それから、童貞は童貞を隠したがり、非童貞はそれをアピールしたがるので、普通に生活していると20代の童貞はなかなかの少数派のような感じがする、というのも童貞が馬鹿にされる理由の1つだと思います。

データではたくさんいることが示されていても、実感としてはそんな感じがしないから、馬鹿にしたくなるのでしょう。

だからこれから童貞の皆さんは、相模ゴムの調査結果をプリントアウトして常に持ち歩き、馬鹿にされるたびにそれを見せつけてやるといいんじゃないでしょうか。